養子縁組って?

結婚して子どもができると、そこには血のつながりのある親子関係が生まれます。 生まれた子どもを見ていると顔や容姿が似ていたり、ちょっとした仕草や性格に共通部分があったりと、親子なんだなぁと自然に感じる場面も少なくありません。 他人同士ならまず起こり得ないケンカが起こってしまうのも、血のつながりがあるからこその宿命とも言えます。

このような一般的な家族とは違い、血のつながりがない者どうしが親子関係を作ることを”養子縁組”と呼びます。 特定の手続きを踏むことによって法的に親子の関係になる養子制度は、正式には日本では1988年から認められるようになりました。 養子と聞いてイメージするなかで一番多いのは婿養子ではないでしょうか?

「私の家は一人娘しかいなくてね。でも会社はどうしても息子に継がせたいんだよ。」という社長さんが跡取りとなる婿候補を探すシーンは、映画やドラマでも割と見かけますよね。

もちろんこういったケースに限らなくても、養子縁組を行うこともできます。 子どもをもうけたものの、経済その他の理由で育てることが叶わず、第三者に引き取ってもらう場合などが一例として挙げられます。 養子は血のつながりはありませんが、法律上は親子関係を結んでいるので、なにか手続きが必要なときも、正式な親子に適用されるのと同じように進めていくことが可能です。

生まれて間もない赤ちゃんのときから養子になるケースもありますし、ある程度年端が行ってから、諸事情により養子縁組が決行されるパターンもあります。 どのような場合での縁組にせよ、ほとんどは親の都合による一方的なもので、子どもの気持ちが配慮されていないケースが多いと思っていてください。